こんにちはトリギスです。
正直いって今アフィリエイトの世界はとっても厳しいです。
特にこれまで稼いでいた人ほど大打撃を受けています。
皆さんご存知の通り、『YMYL』の分野に関してはGoogleのコアアルゴリズムのアップデート以来大きく変動しています。
※YMYLとは『Your Money or Your Life』の頭文字を取った言葉です。つまり、お金に関することや人の命に関わる分野を示します。
アップデートしたのは2019年3月12日です。
この日を境にこの日以前に上位を占めていたアフィリエイトサイトは、軒並み下位に沈んでいる傾向があります。
通例であれば、アップデート直後だけの影響にとどまっていましたが、今回はどうやらそうではなさそうです。
知り合いや私のアフィエイトサイトもほとんどが50〜60位くらいに沈んだままです。
一部のサイトに関しては10位以内に戻っているものもありましたが・・・。
はっきりいって全滅です。
そこで、あるルートを通じてお上の内情を把握しつつ、今後のアフィリエイトの展開を自分になりにまとめてみました。
まず必須事項として
- 権威性
- 信頼性
- 専門性
- 独自性
これらは外せません。この4つはどの分野のサイトにも必須だと思って挑んで下さい。
他の記事でも触れましたが、Googleクローラーの頭脳であるAIは人間の想像を遥かに超えて成長しています。
ブラックSEOなどの手法はほぼ通用しません。一部通用している様ですが、近い将来完全に効果が無くなると思います。
その時のためにも、ホワイトSEOで将来を見据えて地盤を盤石なものにしておく必要があります。
要は分野のプロになるしかありません。
事実を伝えることは当たり前です。
嘘など絶対にダメです。
実体験は当たり前です。
他人が載せた口コミ等をリライトすることも通用しません。
基本は独自性があるものとし、自分で確認したり体感すること。
あとは専門性を語るのであれば、権威や専門性のある方からのお墨付きが無ければ通用しません。もしくは自分がそうなるか。
厳しい将来ですが間違いなくそうなります。
あとは情報発信者がどんな人なのかを明確にすることです。
今までは『何を書いているのか?』を明確にしておけば通用しましたが、今後は『誰が書いているのか?』が主軸となってきます。というかもうそうなっています。
したがって、アフィリエイトサイトでの『誰が書いているのか?』だけでなく、SNS(ツイッターやフェイスブック等)との連携も必須となります。
ただし、単純にフォロワーの数だけではなく、フォロワーとの関連性もしっかりGoogleは監視しています。
少しでも不自然な関連性が確認される(悪質なフォロー等)と、ブラックリスト的なものに登録されるようです。
これがSEOにも大きく影響するようです。
ですから、基本はホワイトSEOとなるわけです。
これを考えるとアフィリエイト全般がブランディング必須となるはずです。
どれだけ多くの人から認められている人なのか??
先程も述べましたが、『誰が言っているのか??』に繋がります。
結局世間から認められた人だけが生き残っていくんです。
ご存知の方も多数いらっしゃるでしょうが、今回のYMYLに関連するアップデートに至った事件があります。
それがWELQ(ウェルク)事件です。
これは健康及び医療系のまとめサイト『WELQ(ウェルク)』の記事内容が問題となった事件です。
その記事のうち、本来権威のある医師の監修を受けたものとされていたものがありました。
しかし、蓋を開けてみれば内容は愚か、監修にあたった医師は実は医師では無かった等の事実が発覚し、その記事自体の信憑性が崩壊するとんでもない事件でした。
これは、医療に関係する内容であるためその記事の間違った内容を鵜呑みにすることで、人の命が失われる危険性もあったのです。これは非常にあり得ないことです。
特に医療の世界であってはならないことですね。
結局この事件の根源となったのが、まさにアフィリエイトの手法を取り入れたサイトであったことです。
偏ったSEO対策により、より多くの読者を得ることでクリック報酬を得ることが優先されたサイト構成だったとのこと。
記事の信憑性よりも、収益の比重を重きとしたことが大きな原因とされています。
本当にこれはあるまじきことです。
検索ユーザーとしては、何が正しくて何が間違っているのか?何を信じればいいのか?
これは検索エンジン離れにも繋がることです。
よって、このような事件を機に、Googleが本腰を上げたわけです。
検索エンジン離れはGoogleにとって死活問題ですよね。
だからこそ、YMYLに集中的にテコ入れしたわけです。
この事件の内容を知ればそりゃ動きますよね。
検索ユーザーに有益な情報を提供することがGoogleの基本理念ですからね。
正しい有益な情報を提供するにはどうすればいいか?Googleは考え、行動したわけです。
それが今まさに展開されているコアアルゴリズムなんです。
逆に言えば、今の状況は必然だったのかもしれません。
いつの時代も自分のことしか考えない人ってエスカレートすると犯罪に繋がります。
そうなれば必ず出る杭は打たれるじゃありませんが、法的処置により規制されます。
それが今回の場合は『薬機法』にあたります。
これはある意味自然の流れと考えても間違いではありません。
おそらくこの先、YMYL以外の分野でも同じ様な展開になるのではないでしょうか。
そうすると、SEO対策にしてもホワイトであることが、必須となるのは目に見えています。
逆に言うと、今まで正当で有益な情報を提供していたけど、SEO対策は全くダメだった人が報われることになります。
これはいいことですよね!ですから、今の状況は好転機と捉えて前向きに地道に続ければ間違いなく成功出来ると思います。
皆さんも諦めずに前を向いて頑張っていきましょうよ!