GPTs(ジーピーティーズ)のファイルアップロード限界

チャットGPTの機能の一つGPTs(ジーピーティーズ)。ユーザーの好みに合わせて自由にカスタマイズ可能なモードです。このモードに関する確認結果を幾つか備忘録したいと思います。

アップロードは最大20ファイルまで

2024年4月現在でファイルの種類(JPGファイル、スプレッドシート、PDFファイルでは確認済み)に限らず、全20ファイルまでしかアップロードできません。20ファイルを超えると画面上ではアップロード出来ている様に見えても、アップロードに不具合が発生というアナウンスが表示されます。画面更新して見ると、やはりアップロード出来ていませんでした。

試しに19ファイルに減らして、新規で1ファイル追加するとアップロード出来ました。大量のデータを食わせたい人に取ってはちょっと残念な制限ですね。

ファイル容量で稼ぐ

アップロード出来る上限ファイル数は20ファイルとお世辞にも多くありませんが、出来るだけ多くの情報を学習して欲しい時は、1ファイルあたりのデータ量を増やすことで、全体のデータ量を増やすことが出来ます。

実際に検証したところ、110MBのファイルはアップロード可能。220MBのファイルはアップロード不可でした。使用したファイル形式はPDFファイルです。また、550MBのPDFファイルをアップロードしようとしましたが、『アップロード中アイコン』にすら移行しなかった(110〜440MBのファイルはアップロード後に『アップロード中アイコン』に移行したのを確認)ため、本来は500MBまでアップロードする事が出来るのかもしれません。

ひょっとしたら自宅の回線やPC性能の問題で、アップロード容量の制限が掛かっていたのかもしれませんが、本当の事は分かりません。理由がわかる方は教えて下さい💦

まとめ

以上検証の結果からアップロード可能な最大ファイル数はファイル形式に限らず全20ファイルまで。学習できるデータ容量を増やすため、1ファイルあたりのファイル容量を約100MBまで上げる事が可能。従って、アップロード可能なデータ容量は約2000MB(2GB)までとなる様です。

ただ、学習容量としては微々たるものですね・・・。ただし、API接続も併用すれば網羅できる情報範囲を広げる事もできますし、設定によっては極力誤回答を避ける事も可能であることから、独自のGPT作成を体感するには入門編としては良いかもしれませんね。

是非皆様も興味がある人は体感してみてくださいね。

 

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